映画 斬、

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塚本晋也監督 芸術選奨文部科学大臣賞 受賞!!

このたび、映画部門において、平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞を塚本晋也監督が受賞することが決定しました!

古くは成瀬巳喜男、溝口健二、市川崑など名だたる監督たちが受賞した、今年で69回目を誇る由緒ある賞です。贈賞の理由については一貫して脚本、美術、撮影、編集、出演を兼ねた映画作りをしているが、制約の多い時代劇の『斬、』においてもそのスタイルを貫き、映画を志す者に刺激を与え続けている。一方で、日本映画史上の時代劇に敬意を払いつつ、「人を斬る」ことの意味を通じ、今までの時代劇には見られない「生と死」を巡る哲学的な考察に踏み込んでいる。それは正に現代社会を撃つことにほかならず、時代を超えた本映画の到達点となった」と挙げられました。

「常に高度な作家性を保ちながら独自の映画製作を続けて世界にもその名を知られ、今回は初の時代劇『斬、』に挑戦した映画監督の塚本晋也氏を選出した」との選考の経過も届いています

国内を問わずに多くの受賞に輝いている本作は、ユーロスペースにて15週のロングラン上映中!

授賞式は12日に行われます。

文化庁報道発表より

平成30年度(第69回)芸術選奨受賞者
映画部門 文部科学大臣賞
塚本晋也様  職業 映画監督・俳優  受賞対象 「斬、」の成果

贈賞理由

塚本晋也氏は,一貫して脚本,美術,撮影,編集,出演を兼ねた映画作りをしているが,制約の多い時代劇の「斬,」においてもそのスタイルを貫き,映画を志す者に刺激を与え続けている。
一方で,日本映画史上の時代劇に敬意を払いつつ,「人を斬る」ことの意味を通じ,今までの時代劇には見られない「生と死」を巡る哲学的な考察に踏み込んでいる。
それは正に現代社会を撃つことにほかならず,時代を超えた塚本映画の到達点となった。

平成30年度(第69回)芸術選奨受賞者一覧