映画 斬、

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「(杢之進は)今まで私が見たどの日本映画の侍とも違う。純粋な人間の姿が描かれている。」
イ・チャンドン(映画監督)

 

「塚本は再びわたしを驚かせてくれた。それも最良のやり方で。彼は今日、日本に存在する偉大な巨匠のひとりである」
アミール・ナデリ(映画監督)

 

「冒頭から塚本節が炸裂するが、すぐに何かが違うと気づく。“力”に依存した江戸の終わりに、“刀”に執着した侍たちの葛藤と悲哀。これは21世紀を迎え、“平成”が終わろうとする今の世界を”斬る!“メタファーであり、もうひとつの“野火”だ。」(twitterより)
小島秀夫さん(ゲームクリエイター)

 

「正しく殺気漲る殺陣、容赦ない肉体破壊。結果、塚本作品に通底する「変容する人間」像が浮かび上がる。」(満点五つ星「週刊文春エンタ!」より)
ライムスター宇多丸(ラッパー・ラジオパーソナリティ)

 

「映像が音が迫ってくる。そして幕末の混乱の時代、人を殺めなければならない精神の錯乱が怖いほど迫ってくる」(Twitterより)
神足裕司さん(コラムニスト)

 

「観客に日本刀を突きつけて「どうだ、怖いだろう」と静かにつぶやく。それは暴力そのものについての、時代を超えた問いかけなのだ。」(「週刊プレイボーイ」より)
高橋ヨシキさん(デザイナー/映画評論家)

 

ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門最後の映画は冒頭のタイトルが出てきただけで地鳴りのような拍手が沸き、『鉄男』というサイバーパンク・シリーズの作家である塚本の人気を証明した。
ラ・レプブリカ紙


塚本晋也はわずか80分に、過激で怒りに満ちながら詩的である彼のスタイルを濃縮した。
イル・ガッゼッティーノ紙